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アルファ145 トラブル列伝 その3 [Alfaromeo145]

アルファ145QVに積まれている、2Lのツィンスパーク(TS)
エンジンは、きちんとしたオイル管理と馴らしをすると、良い感じ
に”育つ”ので、新車購入したうちの145も馴らしの時には、い
つもより早めに替えて、以後定期的に距離で下抜きで替えていまし
た。

そのオイル交換の20回目の交換をディラー(D)に頼んで、別の
用事でショールームに戻っていた時に、先程頼んだいつものメカニ
ックの方が浮かない顔をして呼びに来ました。

一緒にサービスピットに行って、メカの方が「いや、オイル交換し
たんですが...」と指差す先には、ジャッキで持ち上げられたうちの
145のオイルドレンからの(洒落にならない量の)オイルの滲み
が...orz

黄色い矢印が進行方向 黄色の円内がオイルドレンボルト
   ↓

原因を確認する為に、今入れた新しいオイルは諦めて、オイルドレ
ンプラグを外すと、ドレンプラグにオイルパンのネジの破片が付い
て居て、明らかにネジ山が逝っている。
   ↓

TSエンジンのオイルパンは、アルミ製で、鉄のオイルドレンプラ
グだとオイルドレンプラグの方が勝つ様で、20回のオイル交換を
下抜きでやった結果?こういう事態になったようです。

これを嫌ってもっぱら上抜き...と言うオーナーの方も居られますが、
後の祭り。

メカの方と相談して、オイルパンのネジ山を拡げてネジを切り直し
て、国産某車のドレンプラグを付けて、現在に至っています。

オイルドレンプラグのワッシャは銅製で、交換時には交換するよう
です(再使用も出来るようですが、漏れを恐れて締めすぎると...)

又、オイルドレンプラグの先端が、車体のかなり低い位置になる事
もあって、路面の凸部とか、工事で周囲を掘って出っ張ったマンホ
ールとかに引っ掛けた...という悲惨な例も聞いていますので、
ご注意を


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コメント 4

ふなじゅん

HIRO さん こんばんは
145もオイルパンはアルミだったんですね。
アルミにすると放熱性が良くなってGoodなのですが、やっぱりドレンが駄目になりますか。
20回も作業を出来ているのであればトルク管理をしていると思います。
それでも、やっちゃうんですね。
きっとエアーインパクトでやられちゃうと一撃ですよね。
性能重視か、それとも耐久性重視か微妙な選択ですよね、正直言って。

何か似たような記事を155系のHPで見たような・・・・・。
by ふなじゅん (2005-10-01 02:34) 

HIRO

ふなじゅんさんありがとうございます。アルミも良し悪し
ですが、ネジ切り直してからは大丈夫みたいです。TSエ
ンジンは、元々フィアットのファイアエンジン(腰上のみ
アルファでチューニング)だそうですが、4輪の量産エン
ジンでアルミ(のオイルパン)って凄いかもしれません(爆)
by HIRO (2005-10-01 21:19) 

HIDE

HIROさん、どもどもです。
最近のドカは当然エンジンが反対に回ることはないのでしょうね。
小生はCB750FBを最後に、しばらくは大型自動二輪に乗ることはないでしょう・・最近は専ら125ccのスクーターだけです・・トホホ
145のことですが、アルミ製のオイルパンとはいえ、メスねじ側はヘリサート(SSまたはSUS製)を取り付けあるのが常識なのですが・・??
小生は仕事がら、アルミ製の装置物を20年近く扱ってますが、純アルミは勿論のこと、アルミ合金でもメスねじ側は必ずヘリサートをねじ込んでいます。
また、装置物の場合は酸などによる腐食対策で表面を不動態化処理します。まあ、オイルパンの場合は必要ないでしょうが・・
それと、銅製のガスケットは毎回交換するのが賢明でしょう。
by HIDE (2005-10-03 20:54) 

HIRO

HIDEさん、ありがとうございます。エンジンが反対に回るのは
聞いた事はないですが、900SSを新車で購入してスタータ
ーリレーがONになったままエンジンが切れなかった...とか言う
話は聞きますね(これはこれで恐い)。
125は125としての良さがありますから、自分的には好き
です(諸般の事情で色々持てないのは皆同じです)。
オイルパンは、まさか自分のマシンのが逝くとは思いもしませ
んでした。
極端な例?という事で...。
ガスケットは毎回交換してます。
by HIRO (2005-10-04 22:05) 

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